こんにちは。
個性をはぐくむ運動発達サポートStarsの中野雄公(ゆうき)です。
今日は「知的能力を伸ばすための最良の方法」をご紹介したいと思います。
それは、
ズバリ!
「運動すること」です!!
単純!
なのですが、これは近年科学的にも証明されています。
「現代の子どもたちは決して充分に身体を動かしているとはいえない」
と言われると、
「確かに…」
と思いませんか?
僕たちが子どもの頃はゲームもありましたが、
やっぱり遊びといえば外遊び。
近所に同じ年頃の子どもが数人いて、
鬼ごっこやドッジボール、ホッピング、山へ探検、昆虫採集など…
遊びのフィールドは野外でした。
それに比べて、現代の子どもたちといえば、
ゲームやYoutubeの登場や
車の激増、道路の舗装が整ったことによる危険の増加に伴い、
外遊びの時間が限られています。
『田舎で子どもを育てたい』という親の気持ちも分かりますよね。
運動が子どもたちの基礎的な学力、
いわゆる「読み・書き・計算」の力を伸ばすことが海外では研究結果としていくつも発表されています。
なぜ子どもが運動をすると、数学や国語の学力が上がるのでしょうか?
それは、記憶の中枢で感情も制御している部位「海馬」が運動によって成長するからなのです。
10歳児の脳をMRIでスキャンしてみると、体力のある子どもは海馬が大きいことが分かりました。
メカニズムはまだ詳しくは解明されていませんが、
たった一度の運動でも運動した直後には、
物事に集中できる時間が長くなることが立証されています。
では、子どもの集中力を維持するには、
最低どのくらい運動すれば良いのでしょうか。
それを探る調査も実際に行われていて、
10代の子どもたちが12分ジョギングしただけで、
「読解力」と「視覚的注意力」がどちらも向上し、効果は1時間近く続いたそうです。
それだけでなく、
たった4分の運動を一度するだけでも
集中力と注意力が改善され、10歳の子どもが気を散らすことなく物事に取り組めることも立証されました。
それ以外にも、ほぼすべての認知機能が高まることがわかっています。
複数の作業を並行して行うことや、ワーキングメモリー、集中力、決断力、こういった能力がすべて向上するのです!
このように運動すること(動くこと)が
人間にとってどれだけ大切なことであるかが
科学でも証明されてきました。
もちろん、ただ身体を動かして遊ぶだけでも効果はあります。
何をして身体を動かすかはあまり重要ではなく、とにかく身体を動かすことが重要です。
僕たちのやっているフェルデンクライス・メソッドは、
「好奇心を持って身体を動かすことが人間を成長させる」という
基本をベースにお子さんと触れ合います。
半世紀以上も前にそれに気づいたフェルデンクライス博士はまさに先見の明があったと思います。
お子さんが安心・安全に身体を動かして遊べるように皆さんも工夫してみてくださいね^^
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