認知面を発達させる運動と脳の関係
2022/07/18
こんにちは。
個性をはぐくむ運動発達サポートStarsの中野雄公(ゆうき)です。
今日は運動と脳のはたらきについてのお話をしたいと思います。
僕の知り合いの方のお母さんが80歳を過ぎて認知症になった時に聞いた話です。
この方は鋭い方でした。
デイケアで施設にお母さんを預けることもあり、“預けている週はお母さんの調子が良い”ということに気がつきました。
その施設では積極的に運動が取り入れられていることを知り、そこでピンときてお母さんの部屋を1階から2階にしたそうです。
危険だからバリアフリーにしてなるべく身体に負担が少ないように少ないようにというのが一般的です。
しかし、「絶対に運動させた方がいい!」と直感的に感じたこの方は階段を登り降りさせました。
こうして適度な運動をさせたことで明らかに調子の良い状態を保てることができるそうです。
「バリアフリーは絶対良くない!!ボケが進行する!!」とご自身の経験からおっしゃっていました。
こういった発見を常識(老人=バリアフリーのような)に囚われずに実践できるのが素晴らしいと思います。
もちろん、その分家族への負担が増えることもありますが長い目で見るとプラスな面が大きいのではないでしょうか。
身体が退化すれば、脳も退化していくからです。
こうした実例から運動の大切さ、身体づくりの大切さがよく分かりますよね。
最新の脳科学でも人類にとっての運動の重要性が証明されています。
こどもであれ、老人であれ、身体の動き=運動が思考も含めた全ての行動の土台となっているのです。
こういった側面から、お子さんに実践できることとしては「手伝い過ぎない」ことかと思います。
例えば、このお話のように階段や小さな段差の登り降りするところを見守ったり、自分でできることは自分でやらせる余裕を大人が持つこと。
なかなか自分で動くことが難しいお子さんも必ず自分なりに身体を動かしています。
それを見過ごさず、さらにじっくり見守ってあげることが大切です。
時間はかかりますが、その子にとっては随分違いが出てくると思います。
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誰でも自宅で取り組める内容になっているので楽しみにお待ちくださいね☆
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