子どもは教えたことを学ぶのではなく、経験したことを学ぶ
2022/05/09
こんにちは。
個性をはぐくむ運動発達サポートStarsの中野雄公(ゆうき)です。
みなさん楽しいGWを過ごせましたでしょうか?
僕たち家族は三重県の椿大社にお参りに行ってきました。
この滝は椿大社にあった、待受画面にすると願い事が叶うという「かなえ滝」の写真です。
早速待受にしてみました!笑
毎回スマホを見る度に心が洗われるような神聖な感覚が…^^
さて、今日も「限界を超える子どもたち」〜脳・身体・障害への新たなアプローチ〜アナット・バニエル著より共感できる一節をシェアいたします。
「本を読みたいけど、忙しくてなかなか読んでいる時間がない」
そんな方のためにも、こうして少しの部分を切り取って紹介することでお子さんの可能性を引きだすヒントになったらと思っています☆
“できないことをくり返し訓練するとき、子どもはその経験(できないという経験)を学びます。
子どもは私たちが意図したことを学ぶのではなく、「経験したことを学ぶ」のです。
反復訓練によって、失敗することを学んだり、悪い習慣を身につけてしまうことがあります。それだけでなく、恐怖心や劣等感を味わい、期待に応えられなかったと感じ、怒りや敵意さえ学んでしまうことがあります。
反復練習の過程で子どもが学ぶことは、体験したことのすべてです。訓練などで経験する限界が、子どもの「できない」という思いを強めてしまうかもしれません。
子供には、答えを押しつけるのではなく、自分の脳を使って一つひとつの動きを生みだしていけるよう、感じ取ることのできる豊かな経験を与えることが必要です。
そのとき忘れてならないのは、子どもの「いまいる地点」から(子どもがすでにできることから)始めること。
そのようにすると、その子は自分とつながり、自分のしていることがわかり、限界を超えていくことができます。
子どもをいまいる地点から遠くに連れていこうとした瞬間、あなたと子どもとのつながりは失われます。つながりが消えるときは、たいてい子どもを「直そう」としているものです。そうなると、もう一度その子とつながらないかぎり、達成されるものはほとんどありません。
私は、子どもが座ることができないとわかったら、座位を強要することをやめます。そして、その子どもにできることまでひき返します。 “
こうして改めて文字にして読んでみると「本当にその通りだ!!」と気づきます。
そして、なぜこのような『まっとうなこと』が常識的でないのかが不思議でなりません。
医療でも教育でも周りに合わせる文化が下地にあるのか、どうしても「できないはダメ」とされる傾向が強いと感じます。
実際に僕自身も、「そのままのあなたはダメです。もっとがんばりましょう。」と暗に言われ続けて育ってきた感覚があります。
そこで、『あなたはそのままでいい、今できることからやりましょう』という前提が根底に流れるフェルデンクライスは自分にとっても光であり、子どもたちにとっても光となると信じています!
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