子どもを「直す」ことはできるのか?
2022/04/13
こんにちは。
個性をはぐくむ運動発達サポートStarsの中野雄公(ゆうき)です。
桜が散って日中は暑いくらいですね。
昨日は地元のお祭りがあり、山車を観に行き…たかったのですが、息子のイヤイヤモード突入で叶わずでした。
子育てって本当に大変だな…
休みの度に感じます。笑
保育園さまさまです。
今日は、フェルデンクライス・メソッドの創始者モーシェ・フェルデンクライス博士の愛弟子の1人である
アナットバニエル先生の著書『限界を超える子どもたち』より、「直す」ということについて考えてみたいと思います。
「直す」と聞いて、みなさんはどのようなことを想像しますか?
「直す」というのは、壊れたモノを修理したり、モノの見た目や機能や構造をもと通りに修復したりすることです。
車の場合、タイヤがパンクすればスペアタイヤに換え、エンジンの調子が悪ければ消耗した部品をとりかえます。
自分で直せなければ専門家に頼みます。
これと同じ発想を、特別な支援が必要な子どもに当てはめていないでしょうか。
と、アナット先生は問いかけます。
うまく動かない部分を交換しようとし、車の修理工のようにすべてを調整できる人を求めていないでしょうか。
子どもは生きています。
車や電化製品のように完成されたモノとは違って、子どもは感じ、経験し、成長し、進化していきます。
ものごととの関係性を探り、たえず動き、考え、自分を知り、まわりの世界と関係を結んでいく存在です。
子どものこの果てしない活動の中心となる器官が、脳です。
特別な支援を必要とする子どもも、目の前の壁を乗り越えるために新しい回路をつくりだすことのできる脳をもっています。
すべての脳がそのように設計されているからです。
そこに私たちの希望があります。
脳の素晴らしい潜在能力を生かすためには、「直す」という枠組みからぬけだすことです。
子どもの力になりたいのなら、何にどう注意を向ければ脳を目覚めさせ、その力を引き出せるかを知ることです。
子どもを手助けするのは大人の支援者だけではありません。
困難を乗り越えていく子どもの一番のパートナーは、子ども自身とその子の脳なのです!!
この本は親にも、支援者にとってもバイブルになる一冊だと思います。
子どもの能力を引き出すヒントが無数に散りばめられているのでとってもオススメです。
そして、いよいよ明後日から
お子さんの可能性を引き出す実践プログラム「ナチュラル発達プログラム」第2期がスタートします!
この本に書いてある大切なこともご自身の身体を通して深く実感していただけます。
僕たちも新たな学びとなるのでとても楽しみです♪
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